相続問題−相続はいつまでにしなければなりませんか???

 

 週末には、相続に関する知識を少し書く事にします。

 よくある質問に「相続はいつまでにしなければいけないんでしょうか?」というのがあります。

 この質問に対する答えは、「相続は、もう、しちゃっていますので、期限はありません。」ということになります。

 少し難しいのですが、

 親一人、子一人で、親が死んだ場合を考えます。

 親が死ぬと、子が相続人ですので、親を相続します。

 では、いつ相続するのか?というと、これは、親が死んだ瞬間だと考えられています。

 つまり、親の死出の旅立ちの瞬間に、実は、親の財産は、「パッ」と子のものに変化しているわけです。

 もちろん、不動産は親の名義のままですし、預金なども親の名義のままですが、それでも、法律的な持ち主は誰ですか?と聞かれれば、これは、子のものですという答えになるわけです。

 ですから、先ほどの質問をした人は、本当は、「親の不動産の名義を変える手続きは、いつまでにしなければなりませんか?」とか、「親の預金の名義を変える手続きは、いつまでにしなければなりませんか?」ということが聞きたかったということになります。

 この質問の答えも気になると思いますが、実は、これも、「期限はありません」というのが答えになります。

 驚かれたかもしれませんが、不動産の名義変更をしなくても、誰からも怒られませんし、預金の名義を変えなくても誰からも怒られません(預金に関しては時効で消えちゃう場合がありますので、この点は注意が必要ですが・・・)。ですから、期限はありませんということになるんですね。

 法律問題として、期限を気にしなければいけないのは、

・相続放棄とか、限定承認をしたい場合

・準確定申告や相続税の申告

・遺留分減殺請求をしたい場合の、減殺通知

程度ということになります。次回は、この辺を書きたいと思います。






コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック